Author Archives: Udovenko

年収は減ったことに満足するかの考察

私は、郵便局で営業職員として9年間ほど在籍をして、その後医師会のメディカルセンターの事務職員として採用されました。

私の場合は、営業職員から事務職員への転職ということもあり、募集手当等がなくなったため、年収については安定することになりましたが、年収全体としては、3割ほど減収になった感じです。

それでも郵便局の営業職員と違い、医師会の事務職員は当然ながら厳しいノルマがなく、毎日怒鳴られるということもないため、その点では満足をしていますし、年収についても事務職としては妥当な金額であると私自身は感じています。

ただし、転職をしたことで必ず年収は減るかというとそうとも限らないため、転職先について何を重視するかによって、年収は変わってくると思います。

例えば、同じ営業職員として違った業種への転職をする場合は、募集手当等がどのくらいの割合かによって大きく年収は変わってくると思います。

ただ、事務職員への転職の場合については、転職先の組織によって年収は変わってくると思いますし、基本的には、年収よりも、異世界転生のように一から出直したいという考え方になると思いますので、年収が減ったとしても、転職先に慣れていけば、理想の職場だと感じることもできるかと思います。

一方で、営業職員への転職をする場合は、どちらかというと、転職先には年収アップをいうことを考えることが非常に多いと思いますので、理想の職場かどうかの判断として、年収が大きく関係してくると思います。

結果として、転職によって年収が減ったことについて満足するかどうかということは、転職先に何を求めていくかによって大きく変わってくると思いますし、職種を大切にする方や、職場の人間関係が重要と考える方にとっては、年収が減ったとしても、そういった別の部分で満足することができれば、転職は成功であったと考えることができると思いますので、年収という指標だけで満足するということではないと考えます。

仕事覚えられない 萎縮

転職して人生が変わるかについて考察

私は、郵便局で営業職員として9年間ほど在籍をして、その後医師会のメディカルセンターの事務職員として採用されました。

医師会でも常勤事務職員として9年ほど在籍をして、現在は非常勤事務職員として医療事務等をしています。

私の場合は、金融から医療と畑違いの業種への転職であったこともあり、異世界転生をしたかのように、違う社会に入職したということが第一印象でした。

金融も専門用語はわりかし多いのですが、医療に関しては理系の職場ということもあり、専門用語が外国語であるかのように感じるくらいに、初めは同僚が話している内容が理解できず、覚えることばかりが多くて非常に苦労しました。

しかし、数年が経過して医療の世界に慣れてくると、仕事で学んだ知識等が日常生活で役に立つことも多かったので、私の人生でも結果的には良い選択をしたと思っています。

また、職種についても、営業職から事務職への転職ということで、仕事に対する考え方という点でも大きく変わりました。

特に大きかったことは、日々考えさせられてします厳しいノルマがあった営業職に比べて、事務職は基本的にはノルマがないということです。

ただ、営業職は数字さえ取れれば仕事量は裁量に任せられる部分も多く、個人がどのくらい活動するかが自由に決められることが多いのに対して、事務職は担務により処理する仕事が決められていることが多く、仕事をサボったり急に休んだりすると、他の職員の仕事量が増えてしまうということになり、チームワークと責任感が非常に大切になることが多いと感じます。

そういった意味で、仕事に関する考え方が大きく変わるため、営業職では休日でも営業のことを考えるということも多かったですが、事務職に転職してからは休日に仕事のことを考えるということはかなり減ることになりましたし、精神衛生上もノルマに追われることがなくなったため、健康的な生活ができるようになったと思います。

職場 裏切り 人間不信

転職=逃げ?と悩んだ経験

私は郵便局の営業職として9年間程在籍をしたあとに、転職をして医師会のメディカルセンターの事務職として9年間程在籍をしました。

郵便局に在籍をしている頃から将来は独立開業をしたいという気持ちは強かったため、郵便局である程度実績を残したら退職しようと考えていたこともあり、お世話になっている先輩や上司などにはそれとなく相談などを何度かさせていただいていました。

ただ、やはり否定的なご意見が多く、「安定している郵便局を辞めるのか」、「定年になってから開業ではダメなのか」など言われ、身内に関しても、父は定年までサラリーマンであったこともあり退職をすることに否定的な考えを持っていました。

郵便局に入職して5年程経った頃から、退職する前に何か実績を残してと考えるようになり、営業職ということもありノルマ達成を目標に頑張った結果、ある年度において営業優績による表彰を受けましたが、その後の達成感から「バーンアウト」になり、退職までの数年間は資格取得試験対策などに重きを置いていました。

退職を上司に話してから実際に退職をするまで4か月程の間、いろいろと悩んでいた中で自宅の階段から落ちて怪我をしたということもあり大変な苦労をしましたが、年末に退職をしたその日、すべてのことを終えて職場の建物を出て紺碧の空を見上げた時に、「やっと自由になったんだ」というなんとも言えない気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。

退職後、幸運なことに1か月程度で転職をすることができたのですが、その間に転職活動の一環として東京都の就職関連のセミナーに参加したことがありましたが、ある講師が「私は、人生で数十回転職をしたのですが、転職をたくさんしたからこそ今の講師の仕事をすることができ、転職というものが逆にキャリア形成になっているので、転職をすることを誇りに思っている」という言葉が印象に残り、転職は決して悪いことではないんだと強く思いました。

 

いちいち聞くな勝手にやるな

大手エージェントに感じた「スピード感」と「戸惑い」

大手エージェント2社に登録したのは、実績や求人数の多さから「まずは安心して任せられるだろう」と考えたからでした。実際、登録を済ませた翌日には早速メールと電話が届き、「すごい反応の早さだな」と驚いたのを覚えています。

ただ、そのスピード感に助けられた一方で、実際のやり取りには戸惑いも多くありました。というのも、電話連絡が基本的に平日昼間に集中していたのです。当時はまだ現職で働いており、日中に電話を受けることができない私は、着信履歴だけが何件も並ぶ状況に、正直なところ少し焦りを感じていました。

もちろん、メールには「ご都合のよい時間帯を返信ください」と丁寧な文面が添えられていたのですが、忙しさに追われるなかで返信のタイミングを逃してしまい、気づけば1日に何度も着信があるように…。多い時は1日に3度物着信でした。そのたびに「急がなきゃいけないのかな」「迷惑をかけているのでは」といったプレッシャーを感じてしまいました。

中には、午前中のうちに複数回電話が鳴り、昼休みにようやく気づいても、すでに担当者が不在ということも。「折り返してほしいけど、また別の担当者に変わってしまうのでは」と思うと、その一歩を踏み出すのに迷いが生じてしまいます。

担当者との初回面談は、昼休みを利用して時間を調整しました。電話越しの担当者はとても明るく、スムーズに話を進めてくれたものの、どこか事務的な印象が否めませんでした。こちらの希望よりも「こういった求人が今出ているので、応募しませんか?」といった提案が中心で、自分の気持ちや将来像にじっくり向き合う時間はあまりなかったように感じます。

もちろん、スピードを重視する方には向いていると思いますし、求人の幅広さや選択肢の多さは大手ならではの強みです。ただ私には、もう少し寄り添ってくれるような関わり方が合っていたのかもしれません。

ツナグバの転職エージェントは転職を推し進めるよりも寄り添ってくれるので安心です。

小さい会社 社長が嫌い